他でもない「あなた」に最適な自動車保険の選び方
自動車保険をどうやって選んでいますか?
みなさんは自動車保険を選ぶ際、
どのようなことを考えて選んでいますか?
車のディーラーに勧められたから?
友達が良いと言っていたから?
CMを見てよさそうだと思ったから?
確かにこういう方法で保険会社を選ぶ方法はあると思います。
しかし、その保険会社は本当にあなたにとって最適の保険会社でしょうか?
料金、サービス、契約内容。あなたに最適な保険会社と言えますでしょうか?
「最高の保険会社」を探そうとしていませんか?
「最適な保険会社なんて選びようがない」ですか?
そんなことはありません。
もちろん「誰にとっても最高の保険会社を選ぶ方法がある」とは言いません。
しかし、なんとなくイメージで選ぶよりも、
もっと安く、もっとあなたに適した保険会社を選ぶ考え方がありますので、
今日はそれをご紹介しましょう。
なぜ自動車保険を掛けるのか
ではまず「なぜ保険を掛けるのか」ということについて考えていきましょう。
辞書で調べると「保険」とは、
火災・死亡など偶然に発生する事故によって生じる経済的不安に備えて、多数の者が掛け金を出し合い、それを資金として事故に遭遇した者に一定金額を給付する制度
だそうです。
車を運転する以上、誰でも事故を起こすもしくは事故に巻き込まれる可能性があります。
もし事故を起こしてしまったら、相手に補償をする必要があることがあります。
自動車保険に加入していれば、あなたに代わってその支払いを保険会社が行ってくれます。
(※自賠責保険というものもありますが、今回は深く考える必要はありません。)
保険会社を選ぶ際、
まず気にかかるのはこの「補償がしっかりしているかどうか」です。
補償がしっかりしていなければ、最悪の場合
自腹で補償をする必要が出てくることもあります。
そこまでではないにしても、対応が遅かったり、気が利かないなんてこともあるようです。
もう一つ重要なのは、保険料です。
同じ保証であれば、保険料は安いほうがもちろん良いですよね。
保険会社を選ぶ際、考えるべきポイントは上記2点であることはご存知の通りだと思います。
では、どのように保険会社を選べばいいかを具体的に考えていきましょう。
補償が良いかどうかを見極める方法
まず、補償が良いかどうかを見極める方法について考えていきます。
結論から言うと、補償が良いかどうかを事前に見極める方法はほとんどありません。
保険の代理店に話を聞いたとしても、
彼らも自らの利益のために紹介している関係で、現実とは違うことを言う可能性があります。
もちろん、正直なところを教えてくれる人もいるとは思いますが、
どの人が正直で、どの人が利益重視なのかを見極める方法がありません。
インターネットや友人関係などの口コミもある程度情報が得られる可能性がありますが、
信憑性はかなり低いと思います。
保険を掛けた人のうち、実際に事故に遭い、補償を利用する人はごく一部のひとです。
その少数の人のうち、たまたま保険会社の対応が気に入らなかった人が、
口コミとして書くため、実際の対応の良さを反映しているとはいいがたいと思います。
もちろん、そういう口コミをしっかりとまとめている飲食業界の「食べログ」のようなサイトがあれば、
もっと詳しいことはわかるとは思いますが、保険においては現実的に無理だと思います。
保険料が安いかどうか調べる方法
それに対し、保険料が安いかどうかは、簡単にわかります。
一番簡単な方法は例えば下記のような比較サイトで一括見積を取ることです。
≪インズウェブ≫自動車保険一括見積もりサービス
保険会社によって、結構価格が違うことに驚かれると思います。
保険料が違う原因は大きく2つあります。
ひとつめは、保険会社の間接費です。
もしかしたらやたらと人件費が高いかもしれません。
CMを大量に打つために莫大な広告費を使っているかもしれません。
これら費用が大きければ、同じ保証をするにしても保険料を高くせざるを得ません。
もうひとつは、実質的な補償の金額です。
保証内容が同じでも、実際の事故は状況が千差万別で、
補償の額は簡単に計算できるものではありません。
保険会社によってはかなり固い計算をして、補償内容を絞ってくる会社もありますし、
世の中でも評判を気にして、非常に寛大な会社もあるでしょう。
その違いが保険料の違いとなって表れているのです。
つまり、保険料が高いほど、実質的な補償内容が良いことが「一応」期待できます。
また、CMなどでよく目にする会社ほど、保険料のわりに補償内容が良くない可能性も高いでしょう。
とはいえ、CMで好感度を上げる努力をしている以上、
補償においてもある程度利用者の目を意識した対応をしている可能性は高そうです。
補償において不祥事などを起こしてしまえば、
CM等に投入している広告費などはいっぺんに吹き飛んでしまいますので。
自動車保険を選ぶ際に考慮する項目
前置きが長くなりましたが、
保険について考えるべき項目の情報が出そろってきました。
いったん整理します。
まず、補償が良いかどうかは、口コミなどの外部情報からはあまりわかりませんが、
保険料が高い会社ほど良い補償が得られる可能性が高いということはわかりました。
また、間接費を多く使っている会社ほど、
保険料のわりに補償が良くない可能性があるということはわかります。
ただ、間接費のうち、広告費を多く使っている場合、
利用者の評判を気にするので、ある程度補償内容にも気を使っている可能性が高いでしょう。
外からわかる情報だけで保険会社が選べるか?
さて、ここまでの話では
会社の外から見える情報だけでは「良い保険会社かどうかはわからない」という結論になります。
口コミも期待できませんし、広告費でよく見るからと言って、
補償内容が期待できるというわけでもなさそうです。
保険料が高いほど補償内容は充実している可能性は高そうですが、それもあくまでも可能性の話。
自分に合った保険会社かどうかはわかりません。
自分に合った自動車保険を選ぶ方法
しかし、
より良い保険会社を選ぶ方法はあります。
それは「自分」という特性があるからです。
「自分」を客観視し、「平均的な人」とどう違うかをしっかり把握することができれば、
「自分に合った保険会社」を選ぶことはできます。
ところで、話題は少しそれますが、
保険の補償を必要とするのはどんな場面でしょうか。
そうです。事故を起こしたときのみです。
事故を起こす確率は人によって違う!
事故を起こす確率には個人差があります。
保険会社では年齢や免許の色、運転時間などで保険料を変えています。
事故をあまり起こさない人であればそう多くの保険料を取る必要がありません。
事故を頻繁に起こす人であれば、多くの保険料を納めてもらわないと割に合いません。
年齢や免許の色はこのことがわかる明確な指標なので、これによって保険料を変えているのです。
一方で年齢や免許の色に関係なく事故を起こしやすい人と起こしにくい人がいます。
ただこれは明確な指標として現れないため、保険料を変えることはできません。
もちろん、過去の事故歴は「ノンフリート等級」として記録されているため、
そこからある程度保険料を変えることはできていますが、
実際の事故を起こす確率を反映したものとはいいがたいでしょう。
あなたが事故を起こしやすい人かどうか
あなたは事故を起こしやすい人でしょうか?
過去、事故を何件起こしたかではなく、
今後、事故を起こす可能性が高いかどうかを考えてみてください。
自分の年齢や免許の色のわりに事故を起こしやすいかどうかです。
周りの人の運転と比べてみれば、事故を起こしやすいかどうかわかるはずです。
自分の運転が原因でヒヤッとしたことはありませんか?
周りの運転にイラついてルールを無視したことはありませんか。
スピード違反などの切符を切られたことはありませんか?
ゴールド免許だけど、ペーパードライバーではありませんか?
もし、あなたが事故を起こしやすい人であれば、
他の人と比較して、補償を利用する可能性が高いということになります。
だとすれば、多少保険料が高くても評判や口コミなども考慮して、
補償がよさそうな保険会社を選んだほうが結果的には得になるでしょう。
逆に、事故を起こしにくい人であれば、
他の人と比較して、補償を利用する可能性が低いということになります。
だとすれば、保険料が安い保険会社を選んだほうが得になります。
実は選びようがある!自動車保険
一見すると、口コミを見たり、車のディーラーの意見を聞くくらいしか
選びようのなかった自動車保険ですが、
よく考えていくと、実はある程度自分に合ったものを選ぶ方法があるんです。
もちろん、保険料だけでなく細かい約款などを見ると、
もっと自分に合った保険を見つけることができるとは思います。
ただ、この忙しい現代社会でそこまでできる人はほとんどいません。
そんな時、このような考え方をすれば、自分に合ったものを見つけることができます。
このような考え方は何も自動車保険に限らず、様々なことに応用できます。
難しい選択に迫られたとき、
相手の立場に立って利益や損失を考えたり、広い視野で見ていくと、
ある程度自分の選ぶ道が見えてくることがあります。
様々なことに応用してみてはいかがでしょうか。
自動車保険を見直そうと考えていただいたのであれば、
下記のようなサイトからまずは比較してみてください。
ほとんどの方の場合、現在契約中の保険より安い保険会社が見つかると思います。
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